RuneScape: Dragonwilds の専用サーバー:立て方と設定
公式ガイドが実際に求めているもの:3 つのホスティング方法、メモリの計算式、現在の人数上限、UDP ポート転送、必須設定、そしてサーバーが見つからないときの確認順序。
同じ仲間と長く遊ぶなら、毎晩ワールドを立てるより専用サーバーのほうが楽です。Jagex が立て方のガイドを出しているので、成否を分ける点だけをまとめます。
まず人数。公式ガイドには、専用サーバーは 0.11(2026年3月)時点で最大 6 人と書かれています。 ストアページの協力プレイ表記は 1〜4 人 です。これは別の場面の数字なので、買う前に切り分けておきましょう。
3 つのホスティング方法
| 方法 | 難易度 | 費用 | セーブの安全 |
|---|---|---|---|
| 公式パートナー Shockbyte | 最も簡単 | 月額 | 確保済みと説明 |
| 自宅の PC | 難しい | 電気代 | 手動バックアップ |
| クラウド | 最も難しい | 構成次第 | 手動バックアップ |
Shockbyte は Jagex の公式ホスティングパートナーです。そこでサーバーを借り、config ページを開いて RuneScape: Dragonwilds Settings をクリックし、値を設定します。ワールド名を控えて起動すれば完了です。
自宅で立てる場合の条件ははっきりしています。64 ビット OS のみで、Windows と Linux が使えます。
メモリは計算式で決める
ガイドの式は 2 GB + 1 人あたり 1 GB です。
- 2 人 → 4 GB
- 6 人 → 8 GB
クラウドのプランや古い PC を選ぶ前に、この計算を済ませておきましょう。
つまずくのはほぼポート
既定ポートは 7777 から始まり、2 台目は 7778、以降も同様です。
- 転送するのは UDP で、TCP ではありません。
- 自分とプロバイダの間にあるすべてのルーターで転送が必要です。
- ポート転送を禁止しているプロバイダもあります。管理画面を用意する所もあれば、サポートに電話が必要な所もあります。
- 典型的な症状:他人からはサーバー一覧に見えるのに、入れない。ほぼポート転送です。
導入:Steam に無料の製品がある
Steam で RuneScape: Dragonwilds - Dedicated Servers を検索してください。無料です。コマンドラインでも入ります。
steamcmd +force_install_dir C:\MyInstallFolder +login anonymous +app_update 4019830 +quit
あとは RSDragonwilds.exe を実行します。Jagex は起動オプション -log -NewConsole を勧めています。サーバーの動作がコンソールに出るので、切り分けが速くなります。
サーバーとクライアントのバージョンを揃える
アップデートやホットフィックスのたびにサーバーが取り残され、ワールド一覧から消えます。
確認方法は、サーバーログの先頭にあるバージョンと、クライアント左上のバージョンを見比べることです。違っていればサーバーを更新します。Shockbyte なら再起動で自動更新されます。
設定:必須項目がある
ファイルの場所:
- Linux:
Files > RSDragonwilds > Saved > Config > Linux > DedicatedServer.ini - Windows:Linux のファイルを
WindowsServer/DedicatedServer.iniにコピー
必須:
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| Owner ID | あなたのプレイヤー ID。ゲーム内設定メニューの下部にあります |
| Server Name | サーバー名。動かすワールドとは無関係です |
| Default World Name | 初回起動時に作られるワールド名 |
| Admin password | 知っている人はサーバー管理画面に入れ、管理者として扱われます |
任意: world password。ワールド側のパスワードを上書きします。空なら誰でも入れます。
ひとつ注意。起動中の ini 変更は破棄されます。 変更前に停止してください。
自分のサーバーを見つける
ゲーム内の Worlds 画面で Public タブを開き、大文字小文字まで一致する完全なワールド名を入力します。
見つからないときは、この順に確認します。
- サーバーとクライアントのバージョンが同じか。
- 検索した名前が、サーバーが実際に動かしているワールドか。
- 必須設定がすべて入っているか。
- ログを見る。サーバーの状態が書かれています。
管理者権限の扱い
- Owner:プレイヤー ID が設定の Owner ID と一致する人。オンライン・オフラインを問わず BAN と解除ができます。
- Admin:管理者パスワードを入力して管理画面を開いた人。オンラインの一般プレイヤーを BAN できますが、解除はできません。
- その他。
セーブとワールド管理
起動時、サーバーは RSDragonwilds/Saved/Savegames の最新 .sav を読み込みます。無ければ標準ワールドを新規作成します。
シングルプレイのワールドをサーバーへ移す:
- サーバーを停止。
Saved/Savegamesを丸ごと別の場所へバックアップ。- フォルダを空にする。
- ローカルの
.sav(C:\Users\<ユーザー名>\AppData\Local\RSDragonwilds\Saved\SaveGames)をサーバーのRSDragonwilds/Saved/Savegamesへコピー。 - サーバーを起動。
バックアップは RSDragonwilds/Saved/Savegames のファイルを別の場所へコピーするだけです。ファイル名に日付を足すと管理しやすくなります。
公式ガイドが挙げている既知の問題
- 専用サーバーへ Steam の招待で招く方法は、現状うまく接続できません。Public タブからの検索のほうが確実です。
- 起動中に
dedicatedserver.iniを変更すると、その変更は失われます。
出典
- Jagex「Our 1.0 Release is live!」: https://dragonwilds.runescape.com/news/launch (2026年9月15日)
- Jagex「Dragonwilds’ Price Isn’t Changing.」: https://dragonwilds.runescape.com/news/ea-pricing (2026年9月2日)
- 公式1.0アップデート動画「Our Early Access Journey Is Coming to an End」: https://www.youtube.com/watch?v=HuEqe0JigCM (2026年9月15日)
- Steamストアページ(エディション、価格、動作環境、レビュー数): https://store.steampowered.com/app/1374490/RuneScape_Dragonwilds/
- Jagex「The RuneScape Company Expands RuneScape: Dragonwilds In Asia」: https://www.jagex.com/news/jagex-the-runescape-company-expands-runescape-dragonwilds-in-asia-through-landmark-publishing-partnerships (2026年6月23日)